蝶々結び

昨日は体調がよくなくて不安に思っていたことを余計に不安に感じてしまったり、ふたりで話したいという気持ちが強すぎて、彼氏さんに迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。ちゃんと話す時間をくれてありがとう。。


2月9日。

彼氏さんはわたしと同じくらい眠りが浅い。

去年の12月、初めて一緒に寝た時にびっくりした。

誰かと一緒に寝るっていうのが余計に眠りが浅くするのかもしれないけれど。

彼氏さんの本業を観れる日。でも、他人でいなきゃいけない日だった。

しばらくまた会えないだろうからと、たくさん抱き締め合ったり、たくさんキスをした。とてつもなく時間が止まってほしかった。でも、時間は止まらない。

泣き出しそうなわたしを泣かせる前に、彼氏さんは部屋から出ていってしまう(気がした)。ひとりになると、本当にぽっかり心に穴があいたみたいな気持ちになった。

ひとりでいることは平気だったはずなのに、彼氏さんがいなくなると、やけにソワソワしてしまって、寂しい気持ちでいっぱいになってしまった。


本業を観に行った。知らない人のふりをするのは少しドキドキしたし、やっぱり彼氏さんのことは気になって目で追ってしまうし、ちゃんと出来ていただろうか…。

彼氏さんの演奏した曲は、練習の時に少し聴かせてもらっていたけれど、やっぱり生で聴くと全然違った。もちろん、いい意味で違った。期待を裏切らない人。

堂々としているけれど、繊細で、美しくて、彼氏さんがきらきら輝いて見えた。思わずわたしは笑みを浮かべながら、聴き入ってしまったくらいだった。

会場からも「見事!」という声が飛んでいた。本当に見事だった。彼氏さんの出番が終わると、たくさんの人たちが彼氏さんに向かっているように見えた。

感想を直に伝えに行きたかったけれど、ぐっと堪えた。


わたしと釣り合うのかな? なんて少し不安になったけれど、彼氏さんの本業はこれからも続けてほしい。やめてほしくない。それが平坦な道ではないとわかっているけれど。

それが分かっていても、わたしは彼氏さんに寄り添っていたい。そばにいたい。何があっても、ふたりで乗り越えたなら、それは幸せなことだと思うから。

理想ばかり並べているかもしれないけれど、理想を現実にしていきたい。だから、頑張らなくちゃいけない。ダイエットも仕事も人間的な成長も。


いろんなことに気付かせてくれているのは、彼氏さん。

感謝しかない。ありがとう。


今日のBGM:蝶々結び / Aimer